earthbeatrec は、現在準備中です。

2019/06/06 22:42

こんばんはKOです。


先日、JUN君がレコーディング時の様子について綴っていたので、今回は僕の視点で振り返ってみたいと思います(重複する部分は割愛します)。


まず日本時間の21時からレコーディングを始めるという話を突如知り、JUN君と僕は買い出しへ。しばらく部屋に篭ることを覚悟してコンビニで食料や飲み物を調達しました。


「トイレ行く暇も無かったら嫌やから、おむつ買っとく?笑」的な話になったのを覚えています。勿論プライバシーに関わるので買ったか否かはご想像にお任せします。笑


エナジードリンクも鱈腹飲んで、万全な状態にして、さぁいつでもかかって来いっ!!と気合いが入ってたんですが...向こうは朝の11時くらい。眠たそうなデニス氏がマフィンを食べながらコーヒーをすすっている状態で登場しました。


急にレジェンドの私生活を覗き見してしまったような気がして、何故か罪悪感を感じました。笑


他のバンドメンバーはウォームアップがてら、One Step Aheadの練習をしていました。最初は土曜日の朝らしく、のんびりした雰囲気でしたね。


ただ、どこかのタイミングでカフェインがヒットしたのか、デニス氏の弾丸トーク(仕事関係なし)が始まります。もう他の誰も割り込めないくらい、喋っては笑い、鼻歌を歌っては喋りの繰り返し。笑


のちにキャロルから聞いた話を思い出したので少し話から脱線させて頂きます。ドキュメンタリーフィルムである「the Story of LOVER'S ROCK」の中でデニス氏が語っていたのですが、「ラバーズロックがあまりチャートインできなかったのは、その当時、黒人差別が酷かったからだ。邪魔がなければ凄いブームになっていたはずだ」と語っていました。


キャロルにその話をしたら、「そんなことないわ!あれはデニスの口からよく出るただの出まかせだわ。笑」と言ってました。


まぁイギリスでは今でも人種差別が存在するので、当時はもっと凄かったでしょうし、どちらの話が正しいという訳では決してありません。キャロルは太陽みたいな人なので、そんな事微塵も感じたことが無かっただけかもしれませんし、他人の私が知る術など到底ありません。だけど、いかにデニス氏がおしゃべりな人なのかは良く分かりました。笑


でも仕事が始まると一気に顔つきが変わり、緊張感が漂いだします。スカイプ経由でも、その張り詰めた空気感を感じ取ることができました。今まであんなにデニス氏の話を聞き流していたバンドメンバーもデニス氏の発言に対し真剣な表情で耳を傾けます。


まずはイントロで重点的に試行錯誤が始まりました。素人の我々が口出しをしすぎて、気分を逆撫ですることだけは避けたかったので、基本的にはデニス氏に託しながらも、でもこだわる所はとことんこだわろうというスタンスで臨みました。


なのでこの辺りは完全に傍観者です。イントロが終わった後は演奏をエンディングまでぶっ続けで繰り返しだしました。恐らく全体的にどんな構成になるのか確認したかったのでしょう。ただ、幸か不幸か、ここから僕たちのコンセプトとズレが生じ始めます...。


続きが気になるところですが、今日はここまで。

明日また書こうと思います🤙


KO