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2019/06/01 22:51

どうも、KOです。

今日はOne Step Aheadの歌詞について
もう少し突っ込んで説明したいと思います。
歌詞の通りなので大層な解釈はしませんが、
お手柔らかにお願いします。

なお、歌詞の和訳は↓の記事にありますので
まだご覧になってない方は是非。

そして、One Step Aheadの視聴はこちら
で可能ですので、聴きながらでもどうぞ。

さて、本題に戻ります。
まずこの曲の場面ですが、女性が恋人
と別れたところから始まります。
フラれたのか、自ら去ったのかは聴き手に
委ねられています。

そして恋人の元から離れることを
One Step Ahead (一歩前進)と
表現していて、一方で、戻ることを
Step Backwards (一歩後退)と
表現しています。

1バース目では、一歩踏み出して傷ついた
ことを歌っており、1歩引き下がるのは
バカげている、と言うんですね。

2バース目は少し様子が変わり、「あなた
から1歩しか離れられていないのに、進む
どころか立ち止まることすらできない」
と弱気になっていきます。

そしてブリッジで「あなたを忘れるには
早すぎるし、自由(一人)になるにはもう
遅すぎるの」と破滅的になります。

そして3バース目では、2歩目を踏み
出そうと努力したけど、やっぱり
できなくて、一歩下がってあなたの
ところに戻るしか選択肢は無いわね…
と諦め模様です。

極めつけのエンディングは最高のオチ
(パンチライン)です。
「たったの一歩かもしれないけど、
あなたから遠すぎるの…」ってね。

さてこの後、主人公は幸せになった
のでしょうか?それとも寄りを戻した
ものの、傷は癒えずなのでしょうか?
そもそも寄りを戻せたのでしょうか?
この辺りはリスナーに委ねられています。

簡単にまとめると、
新しい人生に向けて一歩前進しなくちゃ
ならないのに、引き下がることはおろか
立ち止まることすらできなくて、2歩目
なんて到底踏み出せないからアナタの
元に戻るわ。あなたを忘れるには
早すぎるし、自由になるには遅すぎるし
たったの1歩が大きすぎるの!ってね。

「方向」や「時間軸」を上手く比喩表現
として使って表現しているのが非常に
素晴らしいです!そしてやっぱり、どこか
切ないです。

どうでしょう?私はこのように解釈して
温かくも切ない曲としてカバーしました。
その理由が少しでも伝われば幸いです。
(格好つけてバースとかブリッジとか
言ってるけど合ってるのかな…汗)

それでは皆さん素敵な週末を〜

KO